奥歯の根が分かれている歯は歯周病に対して弱点をもっています。
その根の分かれ目(分岐部)に細菌が侵入すると、歯を支える骨が急激に進行しやすくなります。
一度、分岐部に歯周病病変が生じると、治療を行ってもなかなか完治しません。
世界の一般的に認められる治療法については、今のところ対症療法となり
①根分割②根分割後に半分(もしくは3分の1など)を抜歯③全ての根ごと抜歯④根本的には解決しない洗浄消毒、クリーニングとなります。
初期であればある程度進行を抑制することも可能ですが、自分での早期発見は難しく、痛みがないまま奥歯の歯周病が進行してしまうことが多くみられます。
まれにですが前歯にも分岐部が存在することもあります。
どんな病気も早期発見が第一ですね。

レントゲン像の左側の歯に分岐部病変を生じています。分岐しているところが黒く、骨吸収を認めます。




